2011年9月10日土曜日

広島大学旧東千田キャンパス

 広島大学が東広島市に移転したことと、筆者が長らく東京生活をしていたため、母校広島大学を訪れることはなかったのだが、40年ぶりに旧東千田キャンパスに行ってきた。
 正門脇のフェニックスと、それに続く森戸道路のメタセコイアの並木は、当時より成長した姿で残っていました。
 東千田キャンパスには、大学本部、教養部、教育学部、政経学部、理学部、文学部があったのですが、理学部1号館を残して、すべての建物がなくなり、マンション、ショッピングセンター、公園になっていました。
 筆者が過ごした理学部1号館は残されていたものの、ひどく荒れはてていました。広島文理大学として第二次世界大戦前に建てられ、原爆の投下にも耐えてきた歴史ある建築物であり、もう少しましな形で保存できないものかと思うのは、筆者一人の感傷だろうか。

旧正門脇のフェニックス
森戸道路両脇のメタセコイア
(正面が旧理学部1号館)
旧理学部1号館正面
旧理学部1号館正面玄関
旧理学部1号館正面玄関
旧教養部跡地にはショッピングセンターが
旧大学本部跡地に建つ高層マンション
現在東千田キャンパスには法学部と経済学部の夜間コースが旧学生会館跡地に残されている